Diary |Impossible Tokyo KK. Analog Instant Film and Cameras.

最後の仕入れ

デジタルを身近な存在へと誘ったスティーブ・ジョブスが「国宝」とまで崇めた男、それがポラロイド創設者のエドウィン・ランド博士でした。一世を風靡した70〜90年代を経て、皮肉にもデジタルの波にのまれ、一時カメラ界から姿を消しかけたポラロイドを今日まで繋いでこれたのは、変化を受け入れてくれたポラ世代の皆さまと、このご時世によくぞ魅力に気づいてくれた(笑)新感覚なIMPOSSIBLE世代の皆さまのお陰と思っています。

本国ヨーロッパでは一足先に、一新された新ブランドから新製品をご紹介していますが、日本ではImpossible TokyoからPolaroid Originals Japanとなる11月までの一ヶ月間、IMPOSSIBLE製品の販売を独占で継続することに決めました。海外のようにクールにサヨナラできたらいいのですが、IMPOSSIBLEとして活動してきた今日までの7年を振り返ると、よくここまでの品質に至ったなと、改めて思うのです。

IMPOSSIBLE時代と変わらず研究を怠らないオランダの工場では、新体制となった今も尚更なる高みを目指し改良が続いており、未来には進化しかありません。次世代を担う新しいフィルムは、Impossible Filmよりも発色が良く、とても鮮やかな仕上がりが楽しめます。11月からは日本でも楽しめるようになりますが、それまでのこの貴重な一ヶ月だけは、皆様と共にIMPOSSIBLEを心行くまで名残惜しみたいと思い、オンラインストアでは現在最後の仕入れを調整しています。

秋はImpossible Filmにとって最良の季節。適温に近い気温は安定した色味を表現し、カラッとした湿度はふんわり感を演出します。残念ながら完売してしまった種類も多く、定番のホワイトフレームは一部製造が終了しておりますが、来週には揃うImpossible Filmでとっておきの時間を残してもらえたら嬉しいです。

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